こんにちは。エンジニアの岩中と合田です。
東京ドームシティを中心に国内最大規模で実施されたハッカソン、enXross 2ndに参加してきたレポート、第二部になります。
第一部の記事はこちら:XR Hackathon “enXross” Report Day1.

Day2イベント会場、東京ドームホテルにて

Day2

Day1とは異なり、事前に来場者登録さえしておけばハッカソン参加者かどうかは関係なく誰でも参加できるイベント形式でした。

当日のタイムスケジュールはこちらのPDFを参照ください。
大きくはない会場ではあったものの、いくつかの企業の方々の出展ブースもあり、イベント会場は活気に溢れている印象を受けました。

会場の様子、午前中の時間帯でしたが、かなり人が多かったです。
用意されてた席の8割は埋まっている印象
出展企業の方々も多くいらっしゃってました
応募作品一覧。QRコードが記載されており、
そこからProtoPediaのページに飛べるようになっていました。
インデックスが割り振られてましたが、多分提出順。。。?
> 岩中

会場の雰囲気はそれなりに賑わっており、いくつかXR関係の取り組みをされている企業の方々の展示もあったので面白かったです。特にCanonさんの展示の一つにあった東京ドーム丸ごとボリュメトリックキャプチャしている体験デモはド肝抜かれたので「データをオープンソース化してください」とお願いしておきました。
全ては世のため人のため。

> 合田

でかいアイボみたいな犬型ロボットがいてかわいかったです。 お手したら何か芸をしてくれるのかなと思ったら、普通に鼻先で高速で回るセンサーに手をぶつけました。 でもそれも含めてかわいかったです。

いざ奨励プレゼン

”最終プレゼンテーションへの進出を惜しくも逃したチームのうち、予選審査会にて推薦されたチーム”として7チームがこの奨励枠としてプレゼンを行い、その中から1名のチームに東京ドームシティ内で使える3万円の金券が授与されるというもので、発表機会のみならず何かしらの賞まで設けていただいてました。

奨励枠プレゼン開始直後の様子。
ホントに急遽設けて頂いたんだろうなぁという印象。ありがたいですね。
聞いている人たちの半分は、おそらくハッカソン参加者ですがそれでも思った以上に人が多かったです。
ワントゥーテンチームの発表順は7チーム中、4番目。
これでもかと言わんばかりにプレゼン時に社名を出す岩中

結果は残念ながら奨励枠の賞はいただけず。
自分たちの作品への愛という名のエゴを含めても、他チームのコンテンツのクオリティが高く、発表も上手だったので、自分たちの評価は客観的に見ても下から数えた方が早そうだと感じました。

決して後ろ向きな感想ではなく、他の提出作品と比較して自分たちのコンテンツが優れている点、足りなかった点がよく観察、考察ができ、クリエイティブな時間だったと思います。

> 岩中

自分たちの作ったコンテンツは「なぜそれを体験するのか、どうしてその技術、見せ方をしているのか」の体験に至るまでの必然性の説得力を注力しすぎた分、肝心のテーマであったエンタメ性に欠如していたのが理解できました。
プレゼンは私がやりましたが、普段人前でこういった形で話すこともほとんど無いので、そういった側面からも、個人的にはいい経験になりました。

> 合田

周りのクオリティが高くてびっくりしました アイデアもいいし、CG的な表現も良いものが何個もあって実際に体験してみたいと思いました。自分的にはデザイニウムさんの作品が最高でした。

最終プレゼンステージの様子

審査、講評の様子1 絶対疲れるでしょそのVisionPro。
審査、講評の様子2

本業の都合もあり、最終プレゼン、その後のアフターパーティには参加できずでしたので、それらは他のレポート記事にお任せしようと思います。

総括

> 岩中

楽しかったですね。
自分の作りたいものを作りたいように作る、しかもそれを大勢の人前で発表する機会なんて中々無いので、個人的にはかなり得るものが多かった機会になりました。
人から評価を得る難しさを骨身に染みつつも、少なくとも自分たちの中で「ソレ」を制作する納得感、体験の説得力を強く意識しながら制作し、発表までできたことには多くの学びがありました。

> 合田

今回はハッカソンでしたが、業務でも人に刺さるARを作る点は同じだし今後に生かせればと思いました。
もっとちゃんと表現を追っていかないといけないなと思いました。

作品提出後にうかれて観覧車にのるオッサン2人の様子。
この後ウォータースライダーもかましてきました。
合田「うわぁ~、マジCesiumだぁ」

終わりに

ワントゥーテンは基本的には業務優先ではあれど、こういった社外の取り組みはどんどん後押ししてくれる会社ではあるので、それらのサポートもあり、今回のハッカソンは非常に取り組みやすかったです。

記事が2つに及ぶ長い記事になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

それではまた別の記事で。



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