どうも、モーションデザイナーおよそ三年目の西です。

1-10ではそれぞれの技術力向上や新たな表現方法を発掘することなどを目的とした「シード開発」というものがあります。
今回はそのシード時間を活用して 、 Cinema4DのRedshiftでリアリスティックなアイスクリームソーダを作成しました。

Cinema4Dを勉強している方にもそうでない方にも、楽しんで見ていただけたらと思います。


■なぜやりたかったのか
リアリスティックな表現の追及を通し、ライティング、レンダリング、その他物体の描写の仕方などを練習したかったため

下記大まかな内容になります。


■Cinema4Dの画面共有
最終レンダリング結果↓

全てのマテリアルをマットのグレーにしたレンダリング結果↓

よりリアルで美味しそうにするために、炭酸の泡やバニラアイスクリームの穴の空き方や霜の感じなどにこだわりました

一からモデリングしたさくらんぼも気に入っています↓

炭酸の泡のしゅわしゅわ部分はx-particlesで表現しています↓

また、バニラアイスクリームがモデリングで一番力を入れたところです

ポリゴン表示すると、他に比べてアイスクリームの部分がよりハイポリゴンなのが分かります↓

アイスクリーム部分のバリエーション↓

アイスクリーム部分の凹凸はVolume Builderを使用し、ベースとなるSphereに様々な形のオブジェクトを重ねて引き算したりして表現しています。

アイスクリーム部分の最終形態        
この青い部分が元のSphere(肌色の部分)から引き算されます
穴を開けてみたり、所々凹ませてみたりすると、もっと色んな形が出来そうです

アイスクリーム部分のマテリアル(Redshift)↓

液体部分のマテリアル

ノードの入れ替えで簡単にソーダの色が変えられます

青色↓

緑色↓

■得たこと/課題点

物体による反射の仕方の違いを理解し、マテリアル作成、ライティング配置に活かす一歩になった

課題点は動画でも作れるかというところ

制作過程は試行錯誤が多く、思っていたものがレンダリングできたりするととても楽しい

■こんな案件に活かせそう/活かしたい

3DCGを扱う案件であればどんなものにでも応用できそう(アニメ・カートゥーン調以外)

静止画ではなく動画で、NikeのCMのような格好良いものが作れたらもっと楽しい

■次のステップは?

別のオブジェクト(複数マテリアル有り)にも挑戦する、動画にするなど

普段はGreyscalegorillaさんのTutorial動画にいつもお世話になってます。それ以外にも、ネットにある動画を活用してもっと様々な表現に応用していければと思います。

以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。



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