1-10HOLDINGS モーションロゴの作り方

モーショングラフィックスグルプ所属の辻尾です。
弊社東京支社移転パーティーにて、1-10HOLDINGS のモーションロゴを発表する機会がありました。
モーションロゴと言えば、昨年の 1-10design モーションロゴにひき続いて、ということですので、その制作背景を記事にしてみます。

なお、このロゴを入れ込む映像自体は弊社アニメーターのマイケル監督により舵を取って制作が進んでいました。
そちらは、バベルの塔をモチーフにした、かっこいい映像ですので是非ご覧になって楽しんでください。
TOWERS OF TEN

それでは、これを作る際に新たに使った機能をまとめます。
基本的にCinema4DR12.BroadCastとAEになります。

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・まずロゴがアウトライン化されたイラレデータを読み込みます。読み込むのにはCV-ArtSmartという便利なプラグインがあり、そちらを使用しました。
・読み込んだデータを押し出しで立体にし、輪郭をベベルを使って角に丸みをだします。
・次にオブジェクトの子としてMograph>PolyFXを入れ込みます。
※PolyFXは親のオブジェをポリゴン単位でクローンとみなすことができるのでMoGraphエフェクタを反映することができるようになります。
ランダムと簡易エフェクトを使ってアニメーションをさせます。
以下のような感じにポリゴンが変化します。
意図的にオブジェクトの分割数を多くし、角度をつけることで光が反射して鋭い質感を出そうとしました。
※ライティング・影・テクスチャを使って反射の鋭さを出しています。

motionlogo_image_s1

次に、各エフェクタの値を調整し、キーフレームを打ってアニメーションさせ書き出します。
このときは色味は一切ついておらず、鏡面反射・アンビエントおグルージョン・影・スペキュラなどの光と質感の箇所のみ書き出しています。

書き出しおわったら、AEに持っていき質感をつけます。
レンズフレアや塵、前後にブラーをかけて奥行きを出し、
色は深いブルーを2階ほど重ねました。

motionlogo_image_s2

質感厚みを出したら、
この調子でアングルを変えて他のカットも作り、
分解しているポリゴンが徐々に集まってきて 一体となるモーションロゴの完成です。

テンポの良さと、鋭く無機質な質感をポイントに作っています。

次回は去年制作したプロジェクションマッピングに関する記事を書きます。
よろしくお願い致します。


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